ブルックナー:交響曲第8番
価格: 2,800円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3
関西人であって、長年大阪に勤め先のあった評者にしてみれば、ブルックナーといえばアサヒナ、アサヒナといえばブルックナーであった。良くも悪くも。
それゆえ、朝比奈の後を継いだ大植英次のブルックナー第8のディスクは購入したまま長らく聴かないでいた。
先日、NHKのクラシック番組で大フィルの会員が急増しているというではないか。大植効果が大きいという。それで、ショスタコーヴィチの『レニングラード』に感銘を受けていた評者は、意を決して(大袈裟)ブルックナー第8のディスクを聴いてみた。
これが、なかなかよい! 懐が深く、響きも内面的、大植の師匠らしいカラヤンやバーンスタ